その前に、決まり文句を書いておきましょう。
失敗するとレンズどころか本体側も壊れる可能性大です。 下手に間違えると燃えるレベル。
レンズを分解するので保証が使えなくなる可能性も大。(レンズ側は保証切れてるだろうけど)
ボディ側も非純正レンズの改造品で壊れても保証を適用するところはないでしょう。
改造は自己責任でお願いします。
さて、前回書き込みをしたのがこれです。
クリップで強引に接続したらICの足が1本取れてしまったマイコン。
この位置はMISOの足、つまりライタとの通信ピンです。
ファーム変更できなくなりました。
強引に付け直すことは出来ますが、修正チップとしては使わない足なので放置。
これに抵抗とコンデンサを接続していきます。
完成したのがコレ!!
しかし見ても(多分)わからない!!
この配線がよく分かっていなかったせいで作り損ねてたわけですが…よく読めばMartinさんのサイトに書いてありました。
それを読めば配線出来ます。
配線としては、
100nFのコンデンサをVccとGNDの間に挟んでAttinyの保護。(ノイズ対策だと思います。) 100nFは104と書かれているコンデンサです。
Vccと4番ピンの間には47kの抵抗を入れます、プルアップ抵抗ってやつですね。 勝手にリセットされないようにつけておくわけです。
もう一つ、Vccと12番ピンの間に10kの抵抗を入れます。 こっちは出力をプルアップで出力するため。
…書いてて思いましたが、Martinさんのサイトの内容を日本語訳しただけだコレ。
上の画像を元にレンズに配線。
レンズ側の接続は安曇野Wasabiさんのサイトが分かりやすい。
ひとまず撮っておいたものの、安曇野Wasabiさんのサイトとほぼおなじ写真になってしまいました。
そちらを参考にしたほうがいいかも。
簡単にまとめれば、中央のピン(4番目のピン)をぶった切るわけです。
で、レンズ側のピンをマイコンの13番ピン、カメラ側のピンを12番ピンに接続。
あと電源とGND、CLKを接続したら完成。
ハンダ付けが終わったら組み込み。
熱収縮チューブで絶縁しています。
電子接点のフレキの右の方にある怪しい物体がそれです。
このレンズはシグマの50mm F2.8マクロなのですが、スペースがほぼありません。
位置に気をつけないと遮光パーツが入らなくなるので注意。
これで絞りが動くようになればOKです。
ようやく絞れるレンズとなりました。
たまに絞られたままですが、絞りプレビューを押せば復帰できるはず。
いずれ写りの比較をする予定。
おまけ
どこかミスしたようで動作しません。
修正チップは完成したので使うこともないでしょう、放置。
修理して使うより新しく作りなおしたほうが早いので修理するのもなあ…
無駄に詳しく書いてしまった…
ちなみにこの修正チップはあくまで応急処置的な方法なのでシグマ純正修理の方が安全で高信頼性です。さらに言えば純正Canonレンズの方が(エラー問題に関しては)更に安心。
これに関するどうでもいいネタで1投稿分になりそうなので今度書きます。
ジャンクレンズを楽しむ一環として、程度が良さそうです。
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